古都探索
久しぶりに京都へ出張。
もう、新幹線もほぼ満席状態。
1車両に数人しかいなかった頃が懐かしい。
夕方から顧客と会食、京都駅前で軽くと思っていたが先方からお店指定。
場所は木屋町団栗のホルモンアジェ。
http://www.aje.to/locations/donguri.html
顧客は少し遅れるとの事で先にお店へ。
・・・大行列。
入口にある名簿に名前を記載し、外で待つシステム。
カップルだらけの中、ひとりスーツで待機、時間にして40分。
順番が来る頃にお客さんも到着、店内へ。
京都でホルモンと言えばここ、というぐらい有名店との事、確かに美味しい。
特にホソ(牛の小腸、脂身多くコラーゲン豊富)はおすすめ。
2時間程食べて飲んでほろ酔い。
まっすぐ帰ると思いきや、もう一軒行きましょうとのお誘い。
四条、木屋町、河原町、先斗町、祇園、全て徒歩圏内。
誘惑しかない。
せっかくの京都、久しぶりの、という事で祇園まで足を延ばす。
たどり着いたところは、八坂神社近く東大路通りを上がり
新門前通りを入ったところにあるお座敷BAR「おう瀬」
入口だけで緊張する。
お香の漂う店内は落ち着いた雰囲気、お座敷なので靴を脱いでの入店。
座席は全て掘りごたつ式で、カウンターを挟んで着物姿の女性たちが接客。
風情のある趣に居心地の良さは増す。
1時間程飲んだ後、祇園を後にし、先斗町にて3次会。
もはや酩酊し記憶は風前の灯もウィスキーは進む。
時計を見れば26時過ぎ、お客様とは帰る方向が異なるため、別々のタクシーへ。
京都駅近くのホテルを予約していたため、運転手さんにホテル名を告げる。
・・・・・
「お客さん、到着しましたよ」
わずか15分足らずのタクシーで完全に落ちていた。
お支払いを済ませ、下車。
ここにきて、初めて自分がどこにいるかわからない事に気が付く。
あれ、京都駅近くのホテルだった気がするが。
落ち着け、落ち着けtomotaro、こういう時は動かず考えよう。
動かなくても考えても、酩酊している状態では正常な判断は出来ない。
よし、もう一度タクシーに乗ろう。
意を決して、流しのタクシーを止める。
「京都駅前の〇〇ホテルまでお願いします」
運転手さん、沈黙。
え? あれ? なんで?
聞こえなかったのかしら?もう一度言うべき?それがマナー?
ようやく口を開く運転手さん。
「お客さん、〇〇ホテルは後ろにあるよ。歩いて30秒ぐらい」
酔いも醒める一言。
恥ずかしいったらありゃしない。
お詫びをしながら空車のまま、タクシーを下車。
何とかホテルにたどり着いたのだろうが、部屋に入ったあとの記憶無し。
次の記憶は朝29時30分、スーツ姿のまま、ベッドに倒れこんでおりました。
このまま絶命していたら、変死のレベルです、よだれたらして。
翌日はまったく使いものにならない置物状態でした。
今回の反省
・1次会で帰れない
・誘惑の多い場所で飲む
・我を失うほど、酩酊