瞬間移動

東京在住、と言いながら京都への出張が多いtomotaroです。
東は銀座、西は祇園が頻繁に出没する地域となっています。

飲み会が続いているせいか、ふとしたことで注意力が散漫である事に気づかされます。

京都にて在来線に乗ってたところ、見知らぬ女性から声掛けられました。

なんででしょう、このちょっとしたドキドキ感。

歳を重ねていくと、知らない人から声を掛けられる、という経験は次第に減っていくものです。

と「は、はい」

平静を保ちながら返事をしてみました。

すると・・・

女性「あの。。。ここ、女性専用車両ですよ」

あぁ、勘違い。
なんと、恥ずかしい。

悪気も何もなく、純粋に間違えた、というかそもそも気が付いてない、これが問題です。
思わず、本来下車予定ではない次の駅で降りてしまいました。
なんのドキドキだったのか・・・。ドキドキの無駄遣いをしてしまいました。

ホームにいるのもいたたまれず、駅のトイレへ。
そこでスーツのベルトが無いことにも気づき、驚きました。
いくら突き出たお腹とはいえ、腹ベルトの威力や恐るべし、パンツは落ちません。

こういうお疲れモードの時は、まっすぐ家に帰る、これに尽きる。
と、自分に言い聞かせながら、19時過ぎに京都発の新幹線で帰京を予定しておりました。
これなら21時30分前には東京到着です。

京都の事務所で、そろそろ帰ろうかと話していたところ、隣の部署の部長と目が合ってしまいました。

上官:「京都で飯食わないか?」
兵隊:「もちろん、行くであります」
上官:「最終電車は?今日帰る予定?泊まる予定?」
兵隊:「予定は未定であります」

前言撤回。

ご飯を食べたら帰る自信を一気に失う。

日帰り出張という事もあり、荷物も最低限しか持っておらず、宿泊準備は皆無。

着替え、持ってないなあ、アメニティ関係(ヒゲ剃りとか)も。
あぁ、コンタクト用品も・・・。頑張れ、連続装用!!

せっかくのお誘いを断るわけにも行かず、
宿泊の覚悟を決め、京都駅前のビジネスホテルを予約。

京都駅到着後、南口からタクシーで移動。

え?何処行くの?

駅前で飲むとばかり思っていたのに。

たいてい京都で飲むときは四条か三条もしくは祇園。
何れも駅から北方向。

なぜ南へ・・・。

タクシーに乗ること20分弱。
周りを見渡せば、酒蔵ばかり。。。

住所をみると伏見と記載されている。

京都伏見といったら、かつて坂本龍馬が逗留していた旅籠があり、
お水が奇麗なため、日本酒造りで有名な場所。

到着したお店は
「伏見神聖酒蔵 鳥せい本店」
http://r.gnavi.co.jp/k006500/

酒蔵でしぼりたて、作り立ての日本酒をそのまま飲むことが出来ます。

乾杯はビールではなく、新米で作った新米新酒。

たれ口、こと新米新酒550円/杯

いやー、すごいね、新米新酒。

生まれて初めて飲みました・・・。

なんて例えればいいのだろうか。

まだまだ発酵途中だから、口に入れた瞬間にシュワシュワ~っと。

微発泡・・・という言葉が適当でしょうか。まるで生きているかのよう。

めちゃくちゃ美味い。
しかも一杯550円。

すげー。
造り酒屋の中で一杯というのもなかなか良いものです。

また、料理も非常に美味しい。
大山鳥の料理を中心にたたきも刺身も焼きも揚げも、みな最高でした。。。

美味いお酒と料理。
ビールはチェイサーとして水のように。

いやぁ、日本酒って怖いですね。
人生初の味に興奮したのか、はたまた既に宿泊を決めていたため、とことん飲むかくごであったのか。
その後何軒かお店をまわったような気もするのですが、記憶がない。

終了。

次の記憶は28時に京都駅南口前の吉野家で

後輩と一緒にキムチ豚丼食べたことぐらい。

味噌汁と卵もつけたかな。

チェックイン28時過ぎ。
起床6時。
とりあえず、2時間弱眠れたことに感謝。

急いで東京に戻るため、新幹線のチケットを購入しようと財布を見ると、お札が一枚も入っていない。

昨日の夜は、数枚あったような。
また、お気に入りだったコインケースに限っては、コインどころか、ケース自体が行方不明。

確実に日本酒のお店を離れてから、使ったんだろうけれど、使った場所が思い出せない、というのは末期症状。
むしろこわい。

どこで飲んだのか考えよう、と新幹線車内で瞼を閉じたとたん、東京駅で駅員に起こされました。

一瞬で東京へ到着、自分の中では瞬間移動です。

何を考えようとしていたのかも忘れてしまい、反省しかありません。

東京駅到着後、そのまま会社へ出勤しましたが、労働力としては全く貢献できませんでした。
日本酒によるダメージ大きく、ほぼ廃人。

ミネラルウォーター2Lのボトルを抱え、ひたすら体内を希釈するも、完全に手遅れ状態でした。

すっからかんの財布の中には、お札の代わりに身に覚えのない領収書が複数枚。

お酒、いや、日本酒こわい。

今回の反省
・口当たりの良い日本酒は、後でダメージが大きい。
・京都始発で帰京し、東京の出社時間に間に合っても、通勤圏内と勘違いしない。
・社会人は2リットルのペットボトルを抱えない。

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